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一言の魔法
自尊心満たす 「さすが」
その新人はよく気がつく人で、なにかというと「すごーいツ」と声を出して他者を認め、とても明るい。しかし、誰に対しても「すごい」の褒め言葉しかないので、仲間には通用しても、手際よい仕事ぶりの上司やクライアントには、いささか礼を欠き違和感を残しがちだ。
そこでお勧めしたいのが「さすが」の一言だ。「すごーいツ 先輩さすがですね」と使うことで口グセの「すごい」も生きてくるし、何よりも上位者や部外者にも対応できることが貴重。
「さすが」の一言で「やはり思っていた通りだった」「たしかに評判通りにすばらしい」という、通常の褒め言葉以上に伝えられるので、褒められた人は自尊心も満たされとても満足する。
仲間同士なら「さすがア !」とフランクに気持ちを伝えたい。
先輩や上司には「先輩、さすが! どうやればそんな風にできるんです?」「課長の打ち合わせのもって行き方さすがですね! すごく勉強になりなした」と「です」「ます」をつけて。
部外者には「お話をうかがって、さすがだと感動いたしました」「かねがねおうわさはうかがっておりましたが、さすがでいらっしゃいますね」と謙譲語、尊敬語を使って素直に気持ちを伝えよう。
日経 「実践マナー塾」より コニュニケーション主宰 今井登茂子)
一 言の実践で対人力を高めよう
ビジネススキルで一番最初に掲げる要件の一番目に出てくるのが、「コミュニケーション能力」です。コニュミケーション力には「対話」「メール」「電話」「文書」「プレゼンテーション」‥‥‥等とさまざまな手段があります。これに「あいずち」「身振り」「手振り」「表情」などの言葉でない要素も加わり、多義的で数多くの要素を含んでいるので、各種の出版物があります。本を読んで「これはいい」と参考になったら即実践することです。
ワンランク上へ上がれるでしょう。
エッセイイストでサントリー健康食品の窓際OL斎藤由香氏は「そうだね男は癒し系だから女性にもてる」と週刊新潮に書いている。また、口癖で「ああそうか」という先輩が銀行の審査部長にまで出世した。部下から相談されやすく、周りからもその人望が評価される。
尻込みしがちな人は、いい口癖でも「対人力」を高めることができます。(Office Shimizu)