昔から、「2−6−2」の法則が存在する。企業には2割の優秀社員が会社を引っ張る。6割がそこそこの社員、2割は士気の低い社員がいるといわれる。しかし、最近、新人、転職組の20代〜30代前半を中心に、「士気の低い社員」の割合が急増しているという。仕事に対する意識なさが問題である。社会常識がありそうで、職場教育にも参加しているにもかかわらず、意識のなさに、行動を伴わず、社内では「困った社員」に成長する。こんな社員が増えるとフォローが増えて、社内士気は低下する。
「シュガー社員が会社を溶かす」(ブックマン社刊)の著者の社会保険労務士の田北百樹子氏は自分に甘い社員を「シュガー社員」となずけている。同書によるとこのシュガー社員の特徴は「自らの要求が通らないと無断欠勤など短絡的な行動に走り、悪いのは相手の方と自分を正当化することだそうだ。仕事は未熟なのに権利だけは意識だけは強い」という。シュガー社員には5分類あるという。
プリズンブレイク型
■自分の意見が通らないとすぐ逃げ出してしまう。このタイプは叱られた次の日に「風邪をひいた」と休んだり、ばらばらの職種間で転職を繰り返す傾向があるという。
■データー入力で採用されたのに、入力作業が非常に遅い。上司が事情を聞くと「画面を見ていると気持ち悪くなる、明日から入力は誰か暇な人にやらせて欲しい」とのこと。上司は飲みに誘い「新人はいやな仕事を積極的にやってこそ成長できる」を励ましたところ、翌日「無理やり飲み屋へ連れて行かれあんな体育会ノリの上司が幅をきかす職場にはついてゆけない」との理由で辞表提出した。
俺リスペクト型
■「私を必要とする仕事はほかにある」といって退社した女性保育 士。「一度に何人も泣かれてたって、こっちの体は一つ。私、あんまり子供すきでなかったかも」
■「自分がデキル人間だ」と思い込んで、新人がやる雑用について「バイトか派遣がやればいいんじゃないっすか。俺にはデカイことを回してください」という新米社員。
■職場の電話に出ない新人。
ヘリ親依存型
■事務機販売会社に運転免許所持は絶対条件に採用された外回り営業担当者。「親に車の運転は母に止められている」と言われ、内勤に回し、資料整理や統計作りなどの担当することになった。1ケ月後、無断欠勤。上司が自宅へ電話をかけると出たのは父親でした。「営業担当なのに、やらせていたのは単純作業ばかりやらせていたそうじゃないか。話が違う」と言う父親。上司は本人と話させて欲しいというと「あの子は気が弱い、私が話す」の一点張り。とにかく家に持ち帰った統計資料だけは必要なんです、と頼むと、翌日それを持ってきたのは母親だった。
■就職試験の面接に親がついてきたり、休みの連絡を本人ではなく親がしてきた場合、このタイプ二該当する可能性がある。
■「ヘリコプターペアレンツ」のことでヘリのホバリングのように上空で待機し、わが子がピンチと思えば急降下してくる。親の愛情を独占して育った彼らにとって、「大人とは子供に奉仕する人間」とう思考を社会人となっても捨てられない。
ワンルームキャパシティ型
■来客があるからお茶菓子を用意するように頼めば、お菓子は出すが、お茶を出さない。注意をすると「だったら、お茶とお菓子を一緒に出せ」といってください。」
■始業時間を過ぎてから、携帯電話メールで「今日は有休とります」と伝えてきて、注意をすると、「だって、大事なことは文書に残せって」と、これまた筋違いの反論する。
■ワンルームほどのキャパシティしか応用が利かない。
私生活延長型
■残業を命じると、ふてくされ、恋人らしき相手と延々私用電話し、「残業でデートも中止になっただから電話ぐらい」と反発。
■上司の留守中に取引先が持ってきたお土産を、相手の名前を確認することなく、勝手に開けて食べる。
■「課長」出かけるだったら、帰りにアイス買ってきて」と友達感覚。
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田北氏監修 3つ以上はシュガー社員、2つなら予備軍
シュガー社員の存在は、まじめに働く社員まで「なぜあいつのワガママが許されるのか」「一緒だとこっちの仕事が倍になる」などの不満が鬱積する。シュガー社員採用しないことが一番だが、彼らは親がの愛情を注いで、きちんと育てていることが多く、第一印象はいい。履歴書や面接で真の姿を判断するのが相当困難です。
採用した人が下記の項目に出会った場合に、その場で注意しよう。厳しく注意する場合には、別室に呼んで1対1は避ける。誤解を招くことがあるからだ。
1 欠勤の連絡が本人でなく、親からの電話、もしくはメール
2 職場の電話に出ようとしない
3 注意されたときに「最初に言われていない」「マニアルにない」と反論
4 口癖は「たぶん大丈夫です」
5 厳しく注意をされた次の日に風邪を引いて休んだことがある
6 「自分がやりたいことは別にある」を口にしていた
7 「手伝うことはありませんか?」を聞いたことがない
8 上司にタメ口をきくことがある
9 仕事の熱心さに反比例して職務規定に精通している
10忙しい、といいながらブログの更新頻度が高く、しかも長文