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残業をしない「だらりの法則」〜スピードアップ

 

昔から、「ムリ」・「ムダ」・「ムラ」を徹底的に排除すれば効率化がすすむと言われていますが、これがなかなか浸透しない。この3つを同時になくしていくことをしないからだ。また、頭文字の「ム」が3つを同時に思い出せないこともあり、なかなか浸透しないのが現状です。しかし「ム」「ム」「ムと並べ替えて、「だらりの法則」として徹底的にだらりをなくしていけば、成果につながる時間を増やして、成果につながらない時間を減らすことができます。この「だらりの法則」とは西村克己氏(芝浦工業大学大学院工学マネージメント研究科教授)が「仕事の能力が面白いほど身につく本」(中経出版)で述べている。「ダラリの法則」(ムダ・ムラ・ムリ)で見過ごしる問題点を発見しよう。ダラリを忘れないためには京都祇園舞妓のダラリの帯を思い出しましょう。

 一つめの「ムダ」には、やり直しのムダ、調整のムダ、チェックのムダ、監視のムダ、待つムダ、探すムダ、手間をかけるムダ、複雑さのムダ、などがあります。

 二つめの「「ムラ」は、仕事のやり方のムラ、忙しさのムラ、気分のムラ、成果のムラなどがあります。仕事の標準化していないと、仕事のやり方のムラが発生してしまいます。もっとも能率的なやり方を標準作業ときめて、みんなで守ることが能率を上げるのです。上司の気分で判断基準が変わるのも困ったムラの一つです。

三つめは「ムリ」です。ムリをしていれば、どこかにしわ寄せがくるので、長期的には得策とはいえません。ムリな計画を立てる、ムリな納期を引き受ける、ムリな値下げをするなどがあります。慢性的な残業は体にムリをすることになり、長期的には能率が落ちます。

 ダラリの法則(ムダ・ムラ・ムリ)

ムダ
ムラ
ムリ
歩くムダ 仕事のやり方のムラ(標準化できていない) ムリな計画を立てる
運ぶムダ 忙しさノムラ(特定の人や職場に仕事が集中) ムリな納期を引き受ける
やり直しのムダ 気分のムラ(上司の気分で判断基準が変わる) 残業が慢性化する(体のムリ)
調整のムダ

成果のムラ(仕事の仕上がり品質にムラがある)

ムリな値下げをする
監視のムダ ムリに担当を押し付ける
待つムダ 力のいる仕事
探すムダ 不自然な姿勢
チェックのムダ 注意のいる仕事
在庫のムダ
作り過ぎのムダ
複雑さのムダ
手間をかけるムダ

ダラリの法則で問題点を見つけよう

対象業務
ムダ
ムラ
ムリ
部内会議

●議題がないのに定例会なので会議する

●進め方がいい加減なので、どうどうめぐりの議論でムダ名時間が多い

●発言者が偏っている

●司会の気分で議題がころころ変わる

●参加率が低い人がいる(出席率のムラ)

●臨時会議をムリに開催するためにスケジュール調整にムリがでる

●議論が不十分なまま、強行採決する

営業活動

●訪問地域が分散しており、ムダな移動が多い

●予算がない取引先に営業する。(受注できない)

●経費をムダ遣いをする

 

●訪問計画が場当たり的でムラがある

●やる気にムラがある

●月にならないと本気で営業しない(稼働率のムラ)

●値下げしてムリに受注を獲得する

●ムリな営業ノルマを押し付けられる

●ムリな訪問営業計画を立てる

参考文献:「仕事の能力が面白いほど身につく本」中経出版 西村克己著

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